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【ポケスリ】ライコウ評価

おてつだいブーストを最大限活かす編成

ライコウのスキルはおてつだいブースト。編成されているでんきタイプポケモンの種類数に応じてボーナスがつくらしい。
5種類でボーナスは6とのことだったので、0種類で1、1種類で2、と見ていいのだろうか。
※スキルレベル1でのおてつだい回数が2回であることが判明。電気タイプの種類による恩恵も数値が飛ぶ可能性を考え、0,1,2,3,4ときて5種類で飛んで6で計算し直した。数値修正済み種類ボーナスも判明したので反映しました
ポケスリに実装されているでんきタイプポケモンたちは、ライチュウ系列を除いてスキルとくい。おそらくおてつだいブーストではスキルの発動はしないため、スキルとくいの編成数を増やすとおてつだいブーストを活かしづらい。
でんきタイプの編成数が多いことによる恩恵と、スキルとくいを編成することのデメリット、どちらが大きいのだろうか。
ウブのみはLv30時点でエナジーが54、好物きのみであることを前提とし、108で計算してみる。
ライチュウはみんな育ててるだろうし編成し得なので、きのみSのライチュウライコウは編成するとして、おてつだいブーストによるおてつだい回数は3回で、ウブのみは4個。
他にLv30きのみSのトドゼルガメガニウムオーダイルを編成している場合で、おてつだいブーストが発動し、全てきのみを持ってきた場合は、(54×2×4+65×3+61×3+63×3)×2=1998エナジーになる。
個体値強めの計算で、全てきのみだった場合という運のいい過程ではあるが、レベルは少し低めの見積もりだと思うので、このぐらいが現実的なのでは。
メガニウムデンリュウになった場合は、
(54×2×5+65×3+63×3)×3=2772。
オーダイルがサンダースになった場合は
(54×2×6+65×3)×4=3372。
トドゼルガデデンネになった場合は、
(54×2×7)×6=4536。

ポケモン自身の性能の差を無視し、他のポケモンは好物きのみではなく、ライコウのスキルで得られる数字の範囲では、きのみの数が少なくてもでんきタイプの数が多いほうが強いという結果になった。でんきタイプではないポケモンが好物きのみのパターンについても計算してみたが、でんきタイプ以外の好物とくいのきのみとくいを編成するより、でんきタイプを編成したほうがライコウのスキル自体は強くなるという計算になった。具体的な数値は以下。

一匹好物きのみのきのみSがいた場合については、
でんき2匹:2388
でんき3匹:3357
でんき4匹:4152
でんき5匹:4536

二匹好物きのみのきのみSがいた場合については、 でんき2匹:2766
でんき3匹:3924
でんき4匹:4152
でんき5匹:4536

三匹好物きのみのきのみSがいた場合については、
でんき2匹:3132
でんき3匹:3924
でんき4匹:4152
でんき5匹:4536

ちなみにでんきタイプが好物きのみでない場合の計算に関しては、ライコウライチュウ+でんきもう一体に、でんき以外の好物きのみ2体を編成したときの3114が最大値となった。

編成まとめ

ライコウのスキルレベルが1のとき、ライコウのスキルによる獲得エナジーを最大化するなら、でんき以外の好物きのみのきのみSがいたら最大2体まで編成し、残りはでんきタイプで固めるのがいい。
ただし、これはライコウのスキルの最大化のみの話をしていて、実際のパーティ全体の強さは個々のポケモンの性能によっても変わってくるため、無理に強くないでんきタイプを入れるぐらいなら、当然強い育っているポケモンを入れた方が強い。ライチュウは言わずもがな、育っているデンリュウがいたら、スキルとくいとライコウシナジーが悪いことは気にせず編成に入れたほうが強い、という程度の話と思ってほしい。
そもそもライコウを編成するのが強いのかからしてわからないところではある。
手元にまだライチュウに進化させていないピカチュウがいる。ピカチュウライチュウでは、性能に2割程度の差がある。種類数が一種少なくなっても、ライチュウに進化させてこの個体の性能自体を上げたほうがトータルのエナジーは高くなるのではないかと今のところ思っている。一応ライコウのスキル確率が判明して計算をしてみてから進化させるつもり。

げんきオールとの比較

もう一つ気になるのは、金種を使う価値があるのかというところ。真っ先に気になるのは、他のポケモンの性能をサポートする枠という点と、スキルとくいとシナジーが悪いことから、ヒーラーと枠を食い合うのではないかという点。
ヒーラーなしだと1.4398倍のところ、うちのきのみSサーナイトだと1.7085倍にしてくれる。18〜19%増し。きのみSがありスキル確率が上がっていないので、ヒーラーとしてはあまり高い方の数字ではないかもしれない。
ライコウの方は、倍率で考えるならそのポケモンの元のおてつだい時間次第になる。おてつだい時間の長いポケモンほど、割合で言えばライコウのブーストの恩恵が大きい。おてスピ早いポケモンだと、うちのライチュウは1日のおてつだい回数が61回。トドゼルガは44.5回。この二匹について、ライコウのスキル一回あたりの恩恵は以下になる。
+2:速3.28% 遅4.49% スキルレベル1
+3:速4.92% 遅6.74% スキルレベル1 +4:速6.56% 遅8.99%
+5:速8.20% 遅11.24% スキルレベル6 +6:速9.84% 遅13.48% スキルレベル6
+7:速11.47% 遅15.73%
+8:速13.11% 遅17.98%
ただし、この倍率はヒーラーと違ってスキル発動を含まない点に注意。ライチュウでも持ってくるエナジーの1割程度はスキルエナジーなので、この数字から1、2割落ちると思って考えたほうがいい。基本的には強いポケモンはおてスピが早いことが多いので、遅い方の数値は最大値と見て、実態に近いのは速い方になるだろう。
ライコウのスキルが1日に何回程度発動すると期待していいのかわからないが、1日に2回以上発動してくれるなら、でんきタイプの同時編成なしでもスキルレベル6でヒーラーと張り合えるといった感じか。
サンダースのスキル発動率が3.9%。リーフィアが5.89、ニンフィアが4.00であることと、新ポケモンは優遇されがちなことを考えると、スキル発動率は3%ぐらいになるだろうか。だとすると、ちょうど1日の発動は2回前後かもしれない。無進化でスキルレベルが上げづらいことを考えると、それを押してまで、今まで育成してきたヒーラーと入れ替えて採用するラインではないかも。
私はエナジーチャージMをめちゃくちゃ高く評価しているので、そことシナジーが悪いのも気になるところ。
固定のサブスキルにおてつだいボーナスやスキルレベルアップがついていてくれればかなり強くなるが、それはヒーラー側も同じスキルを厳選すればいい話になってしまう上、特にサーナイトプクリンは進化する点でスキルレベルアップMがついているのと同じ。
ヒーラーは実は2体編成でも強いので、ライコウとヒーラーの2体編成も考えうるところではある。ただ、ヒーラー2体の方がお互いに回復しおてつだい回数を稼いでそれがまた次の発動に繋がる連鎖があるため、その使い方をするにしてもわざわざライコウを選択するのかという疑問が残る。
金種はフィールド、料理、編成問わず入れやすいポケモンに使いたい。その点、おてつだいブーストは、スキルとくいと噛み合いが悪い、でんきタイプの編成数で性能が変わるなど、安定した性能を発揮しづらい。おてスピ、発動率、拾ってくる食材次第で評価が変わりうるラインではありつつ、基本的には私は「進化しないげんきオールが追加された」という温度感で見ていて、金種を使うポケモンではないのではないかと思っている。

げんきオールと比較まとめ

げんきオールによる効率上昇は、無補正で19%、おてつだいボーナスかスキル確率アップMがついていると25%、両方ついていると30%を超える。
対するライコウは、一回発動ごとに8.2%。1日平均3回でおてつだいボーナスサーナイトと同等。1日4回ならおてつだいボーナスかつスキル確率アップMのかなりいい個体のヒーラーと同等。
ただし、げんきオールはスキルにもかかるが、ライコウのサポートはスキルにはかからない点、サーナイトプクリンと比べ、メインスキルのタネが2つ余計に必要になる点に注意。

エナジーチャージとの比較

ライコウのスキルの面白いところは、編成を変えずにタップすれば、げんきオールがライバルになる編成依存のサポート性能、タップの都度編成を変えれば、手持ちのポケモンの性能依存で編成には依存しない固定エナジーのスキルとなり、エナジーチャージをライバルに意識するエースになる。
水曜日のアップデートで具体的な数値が判明し、最大値以外のときのおてつだい回数が思ったより多くないことがわかった。
スキルレベル6、ライコウライチュウ、他好物きのみのきのみS3体で(54×3+52×1+63×3×2×3)×6=8088。実際には2割程度食材が混ざるため、7000程度になるかもしれない。エナジーチャージLv7よりちょっといいぐらいの数値。
編成を入れ替える手間や、無進化ポケモンのスキルレベルを6まで上げるコストを考えると、エナジーチャージよりよほど発動率がよくないと、Lv30時点でエナジーチャージの枠を押しのけてエナジー稼ぎエースとして編成枠を勝ち取るのは難しい。

これはLv30のときの計算になる。ポケモンのレベル全体が55になるとこの倍弱になるが、エナジーチャージはそもそもLv7のままではLv55の好物きのみきのみとくいたちを押しのけて編成に入るポケモンではないため、Lv55時点でのエナジーエナジーチャージと比較するのもあまり意味のある比較ではない。
エナジーチャージの強さは、各フィールドの好みのきのみのきのみSをLv55で用意できないとき、ポケモンたちのレベルがまだ全体的に40程度のときに最強で、50でもまだまだガラガラなどの弱めなきのみとくいと競り、一匹育てればどのフィールドでも現役を張り続けることができる、という点にある。Lv55の環境で比較するなら、その環境ではエナジーチャージLv7は編成されておらず、Lv55のきのみS好物きのみとくいが編成されているはずだから、きのみとくいを一枠削ってライコウを編成する価値があるのかどうか考えないと意味がない。
そして、スキルとくい同士ではなく、きのみとくいと比較する場合、スキル一発あたりのエナジー換算をするよりやはり、他の編成されるポケモンの性能を25%以上後押しできるのかどうかが問われると思う。上記のげんきオールとの比較から、「3回発動するならきのみSととんとんぐらい(ライコウのきのみと、きのみとくいのスキル、どちらが多いか次第)、4回以上ならきのみとくいより明確にはライコウの方が強い」となる。
上記のげんきオールとの検証結果との違いが分かりづらいが、3回発動するなら、げんきオールとの比較結果に関わらず、きのみ枠を削ってげんきオールと同時編成し、ライコウをタップする前にげんきオールをきのみとくいに入れ替えてタップすることで、きのみ枠と同等の、という意味だ。
後は、きのみとくいとスキルとくい一般のメリット・デメリットと同様、Lv55まで上げずともメインスキルのタネさえあればLv55同様の性能を発揮できるのがライコウの強み、反面メインスキルのタネが必要なのが弱みという話になる。

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