【ポケスリ】カイリューはAAA!カイリュー育成論
参考:ポケスリ攻略
カイリューはコーン派(ABB)とハーブ派(AAA)がいて、私はハーブ派なので、その理由を説明しようと思う。理由は3つ、「Lv59まではABカイリューよりAAキテルグマの方が強いから」「Lv60のときコーンが強い保証がないから」「一般的にAAAの方が強いから」
背景
カイリューの育成は時間がかかる。進化レベルも41だし、経験値も1.5倍必要。目安としては4ヶ月。ばんのうアメを投入したりアメブーストを使ったりして頑張ると2ヶ月半ぐらいまで短縮できるかもしれない。その分性能は破格に優遇されているため、多くの人が魅力を感じているのでは。育成が大変なので、育てる個体の選択を間違えたと後悔したくないと、慎重になるポケモンだと思う。
食材とくいは、最も環境に大きく影響を受けるポケモンになっている。レシピボーナスの、1.48倍やレシピレベルボーナスの2.71倍があまりにも倍率として大きいため、食材とくいはその強さを大きくレシピに依存している。そのポケモンの持ってくる食材を使える強いレシピのあるポケモンが強いし、よりレシピが追加されたら大きく評価を落とすことになる。
育てるのに時間がかかるというのは、育て終わったときの環境がどうなっているかわからないということでもある。なのに、環境に大きく影響を受ける食材とくいなのも、悩みを深くしている。
理由1 Lv59まではAAでないと差別化できない
Lv59までは、AAキテルグマの方がABカイリューよりコーンの数を多く持ってくる。カイリューはハーブも同時に持ってこれるが、現状ハーブを使う強い料理はあまりないため、正直持ってきても使いみちはない。何ならLv60になるのもキテルグマのほうが早いため、同時に育てたら、Lv60を開放したAAAのキテルグマと、Lv60になっていないABのカイリューを比較することになる時期もあるかもしれないし、そうなったら大きな差をつけられることになる。
だったらまだAAで育てたほうが差別化はできている。できているとはいえ、使う機会があるのかは怪しいが。
理由2 Lv60のときコーンが強い保証がない
ラピスラズリはリリース半年後に追加された。カイリューがLv60になるまで、ざっくり計算で8ヶ月ほどかかる。そのときにはもうリリースして1年半が目の前に迫っている。このときには、7つ目のフィールドが追加され、鍋の最大枠は今から24枠増えた81枠まで上限が上がっている可能性がある。なんなら新食材が追加される可能性だってあるし、レシピもたくさん増えているかもしれない。
フラワーギフトマカロンと、れんごくコーンキーマカレーが料理パワーアップSなしで作れる環境になったとき、コーンはまだ特別強い食材なのか、疑問が残る。
めいそうスイートサラダやだいばくはつポップコーンは食材数からパワー不足になっている可能性が高い。おちゃかいコーンスコーンやワカクササラダはまだ強い可能性もあるが、どちらもりんご、オイルと、集めることが難しい食材が20個単位で必要なため、もっと簡単に作れる同規模のレシピが追加されたら評価を落とすかもしれない。特にサラダは、まだ77個レシピがないため、強力なライバルが実装される可能性が高い。
しかし、少なくともれんごくコーンキーマカレーは、大きくは評価を落とさないのではないかと思っている。というのも、ハーブ、ミート、コーン、ジンジャー、どれもわりと集めやすい食材で構成されている上、27個と大量に必要になるハーブのエナジーも高く、同じ食材個数のレシピが来ても、簡単には作りやすさでもパワーでも負けなさそうだからだ。
れんごくコーンキーマカレーのことだけを考えるなら、カイリューは、より大量に必要となるハーブを集められるAAAの方がいい。
理由3 一般的にAAの方が強い
同じ食材をA食材とする食材とくいと、B食材とする食材とくいがいたら、A食材のポケモンのAA個体の方が数も多く持ってくるし強い。ABカイリューよりAAキテルグマのほうが多くコーンを持ってくる。ABフシギバナよりAAウツボットの方がトマトの量が多くなる。カイリューもフシギバナも、性能自体はかなり高いポケモンだが、特化できるAAに食材の数で勝てない。
ABカイリューのライバルは、コーンを持ってくるポケモンたちであり、A食材にコーンを持ってくるキテルグマやキュワワーと比べ、カイリューはハンデを負うことになる。
AAカイリューのライバルはハーブを持ってくるポケモンたちで、カイリューの性能の高さを活かして他のハーブのポケモンと差をつけることができる。
ウツボット、カメックス、アブソルなど、ABで使われるのが一般的なポケモンたちもいるが、それらは、かなり特殊な状況が揃ってそうなっている。B食材が第一食材のポケモンがいないか、いても使い勝手が悪いくて、かつ、ひとつのレシピでABの食材が同時に使われるレシピが複数あるポケモンたちになっている。
ABが特殊な状況で特定のポケモンにぴったりハマることはよくあるが、一般論で言えば、汎用性が高いのはAAになる。環境が読めないなら、AAにしておいた方が無難。
結論
8ヶ月かけて育てて、その二ヶ月後に環境が一変したのでコーンは弱いですという結果になってしまったら悲しすぎる。現状、れんごくコーンキーマカレーのハーブの数はあまりに多く、AAAゲンガーでもまかなうことはなかなか難しい。その点でも、カイリューをAAAで育てておかないと、れんごくコーンキーマカレーがハーブがネックになって作りにくくなってしまうと思う。
カイリューは、今の環境だとキテルグマがいるため、なかなか噛み合いそうで噛み合わない。コーン要員として使うより、ハーブ要員として育て、環境が変化してもハーブ料理があるなら活躍の場はある、少なくともれんごくコーンキーマカレーが視野に入るようになった暁には出番がある、という使い方のほうが、タンスの肥やしにならないことが保証されていて安全択に感じる。
おまけ:カイリューにきのみSはいるのか
私はカイリューには、きのみSより食材確率のほうが強いと思っている。いじっぱりきのみSフシギバナをつかっているが、普通に食材特化の個体を採用すればよかったなと後悔している。
というのも、単純に、レシピレベルが上がってきた場合、きのみSより食材確率アップMの方がエナジー換算で強い。
1日の獲得エナジー
フシギバナLv30
- 無補正 きのみ2,114.14 ミツ43.81
- きのみS きのみ4,228.28(+2114.14) ミツ43.54(-0.27)
- 食M きのみ1,839.27(−274.87) ミツ59.58(+15.77)
フシギバナLv60
- 無補正 きのみ4,775.10 ミツ62.39
- きのみS きのみ9,550.20(+4775.10) ミツ58.52(-3.87)
- 食M きのみ4,154.27(−620.83) ミツ82.95(+20.56)
食材はレシピレベル次第で基礎エナジーの3〜4倍程度になる。ミツの基礎エナジーは100程度なので、Lv30の例で6000エナジー程度、Lv50の例で9000エナジー程度になる。好物フィールドで使う場合、きのみエナジーが倍になり、きのみエナジーでつく差も倍になるため、ようやくきのみSの方が少し強いぐらいになる。カイリューでの計算も、数字が全体的に大きくなるものの、大小関係の傾向は同様。
このきのみSフシギバナをラピスラズリで料理問わず編成できるかと言ったら、できない。オコリザルの方が食材抜きのきのみとエナジーチャージのみのエナジーは高くなる。鍋枠ギリギリの強い料理を作っていると、フシギバナの集めてくるミツを追加食材に入れる余裕もない。
つまり、下記のような図になる。
- 食材を使う+好物きのみ→きのみSの方が少し強い
- 食材を使う+好物きのみでない→食Mの方が強い
- 食材を使わない+好物きのみ→きのみとくいに勝てないためどちらも編成しない
カイリューにきのみSをつけておけば、環境が変化し食材が弱くなっても編成できる、という見込みは甘い。食材を使わないならカイリューはきのみエナジーだけではチルタリスに勝てないし、チルタリスに勝てないなら編成できない。