チャンピオンズは簡単にパーティを作って使ってみることができる。使う側の立ち回りの気持ちを理解するためにも、弱点を理解するためにも、流行りのメガシンカのスタンパーティーを一通り使ってみたいと思う。
まずはグロスサザンアシレーヌから。
https://yakkun.com/bbs/party/n8222
このパーティをベースに、私の低ランク帯ではてっぺきボディプレメタグロスは通りにくかったのでコメバレサイコファングじしんの普通の型のメタグロスにして使ってみた。使っている途中でメガニウムはほぼいないし、リザYはメタグロスが上を取れるようになったためスターミーを選出しないことに気がついて、通常のメガメタグロスなら他のメガシンカのほうが相性がいいかなと思い直し、マフォクシー、ゲンガー、マスカーニャなどに有利なメガゲッコウガやメガギャラドスに変えながら試していた。
しっかり集中して何が安定的なのか1ターン1ターンしっかり考えなければならないパーティではあるものの、確かにかなり多くのポケモンに対して強かった。
メガメタグロスが単体で強くて、ガブリアスのじしんやライチュウYのでんじほうを一発耐える耐久があり、ガブリアスもアローラキュウコンも抜くSがあり、まひしても無振り組は余裕で全て抜いていて、ミミッキュをバレパンでワンパンする火力がある。
一番多かった負けパターンは、ヒスイダイケンキ、ギルガルド、メガギャラドス、のように選出をゴーストとあくタイプで固められて、メガメタグロスを出すタイミングが難しく、サイクルの中でアシレーヌかサザンドラから崩されていくパターンだった。主に相手のメガシンカがメガゲンガーかメガギャラドスのときに起きる。
もう1枠のメガシンカをメガギャラドスにして、あくとゴーストが多いパーティにはメガギャラドスサザンドラアシレーヌで選出するようにしたら勝てた。やけどに弱いことが共通するのでメガゲッコウガでもいいかもしれない。
ウルガモスはグロスサザンアシレーヌで重いポケモンのひとつだった。メタグロスはサザンドラのりゅうせいぐんで対面を突破したあと裏からウルガモスが出てくると、ちょうまいを積む隙を与えて負けに直結しかねない。1ちょうまいでメガメタグロスは上からほのおのまいで吹き飛ばされてしまう。アシレーヌは交換際に1回、上から2回目のちょうまいのD+2からだとうたかたのアリアで半分削れずあさのひざしでうかってしまう。ちょうまい読みでアンコールを押せれば勝ち筋はまだ残るか?という不利な択に追い込まれた。
サザンドラは、りゅうせいぐんでは突破できても、あくはではだと耐えられたり受け切られてしまう耐久ラインのポケモンも多くて、ウルガモス入りにはサザンドラが動きにくかった。
アーマーガアも突破手段がグロスサザンアシレーヌの選出だとサザンドラのだいもんじしかない。しかも確かに受け切られないダメージは入るとは言え、一撃で吹き飛ばせる火力でもない。アーマーガアが交換際にてっぺきを積むと、だいもんじを耐えて返しのボディプレで倒されてしまう。スカーフで打ち分けられないこと、ボディプレが痛いことなどから、サイクルが不利になりやすく、グロスサザンアシレーヌの選出では厳しかった。
サザンドラのだいもんじとヒトムのオーバーヒート、突破口を2択用意して、アーマーガア投げを安定しない択にしないと突破できない。
スカーフマスカーニャもなかなか気まずい相手だった。はたきおとすはメタグロスがくらうと痛いし、サザンドラがくらうとスカーフを失ってメガカイリューやガブリアスに対して勝ち筋を一つ失うことになる。アシレーヌにはトリックフラワーが刺さるしサザンドラにはトリプルアクセルが刺さる。スカーフでこだわりであることを前提に攻撃を予想して交換で躱しながら誤魔化していくしかなかった。 スカーフの場合はトリックに1枠技を取られている場合もあるので、立ち回りからおそらくはたきおとすがないのだろうなと感じる場合もあったが、ないと決めつけてケアを諦めるのも勇気が必要だった。
打ち分けできる襷マスカーニャの可能性も考えないといけないのもキツかった。
メタグロスのやけどは負け筋の一つだった。ほのおのからだ、ミトムやミミッキュなど本来なら突破できる相手からのおにびなど。やけどが入りながらも勝てる試合もあったのでメタグロスのパワーの高さを感じたし、やけどが入れば負けというわけでもないが、バレパンの範囲も狭まってしまうし厳しかった。メガメタグロスはサイコファングでウルガモスをかなり削れるが、コメットパンチやバレットパンチへのウルガモスの後出しされるとウルガモスに最低2回、悪い乱数を引くと3回触らなければならず、有利対面とも断定しづらかった。まひは耐久が高いためさほど辛くなく、むしろやけどにならない安心感があった。
一般的な型のミミッキュ対面は基本勝てるが、まれにH防御に振っているミミッキュがいて、ばけのかわ+珠ダメ+バレパンを耐えられることがあって、返しの剣舞シャドークローで突破されることもあった。メガメタグロス意識での耐久調整をされているとサイクルをここから破壊される。
メガリザXも難しかった。メガリザYだったときに負けないように、ヒトムなどの対策ポケモンを選出しないといけないが、いざメガリザXでしたとなったさいに、ヒトムが役割を失ってしまう。おにびすら入らない。このパターンをケアするためにはアシレーヌを選出しなければならないが、リザードンがいる構築全てにグロスアシレーヌヒトムの選出をするわけにもいかないし、アシレーヌも言うほどリザードンXに強いわけでもなく、選出時点から、壁がいるとかイダイトウがいるなどの情報からリザXを読んで決めつけて出していくという不利な読みをしなければならなかった。
まとめ
あくタイプとゴーストタイプでサイクルを回されると、メガメタグロスがどちらにも弱めで、サザンドラとアシレーヌでサイクルを回さざるを得なくなる。メガシンカのパワーが活かせずパワー負けしてサイクルが崩されがち。
メガメタグロスは実はメガシンカの中で特段火力があるわけでも特段耐久が高いわけでもない、かなりバランス型のポケモンで、そのため構築も、壁やステロなどのサポートも必要ないし、メガメタグロス同様耐久と火力を両立しているバランス型のポケモンを並べる、いわゆる古語でいうヤーティに近い。
HPが有限で、アーマーガアなどの回復手段を持つポケモンにサイクルを回されるとジリ貧になってしまう。受けルに弱い。
また、耐久と火力が優先されるため、スカーフサザンとメタグロス以外のサイクルの駒は低速になりがちで、ちょうはつやアンコールなどの積み対策の手段も乏しい。ビビヨンやウルガモスなど自分より遅いポケモンに強いギミック系のポケモンにも弱め。
メガメタグロスがメガストーンを持つ都合上、アイテムで回復手段を持つことができないし、技でも回復手段がない。たべのこしでもラムでもないから、やけどの攻撃ダウンと定数ダメージがモロに刺さる。
グロスサザンアシレーヌを使う側もこの弱点を克服するための残り三体を入れていると思うけど、使ってみて基本軸の弱点はこんな感じかなと思った。