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【ポケスリ】睡眠中のげんき減少の影響

流石バージョン1.1.0だけあって、衝撃のバグ修正が発表された。
睡眠中のげんきが減少しないのはバグだったらしく、修正されるらしい。
修正していなかった理由の説明、修正する理由の説明、ゲームバランスを考慮したげんき周りの新機能の追加や数値の修正など、ユーザーとのコミュニケーションに配慮した発表の内容で、こんなに丁寧にユーザーに説明するゲームがあるのかと驚いた。
しかし、睡眠中にげんきが減少するようになるということは、今までと比べ1日の中で50スコア近く減少するということなのでは?
24時間げんきが今までのペースで減少したら、一日で144減少することになる。
毎日スコア100を取らないと朝イチのげんきが100にならない。
分割睡眠をすると朝イチのげんきが100にならない。
そんな厳しいゲームバランスのゲームだったのか、と衝撃を受けている。
これにより評価が変わると思われるものたちを見ていこうと思う。

ヒーラー

今までも強かったが、この変更によりお話にならない強さになる。
なんなら2匹編成を検討するレベルかもしれない。
料理によるげんき回復の仕様がわかったら計算してみよう。

げんき回復ボーナス

分割睡眠をするならかなり有用になってくるかもしれない。この変更により分割睡眠が弱くなることは間違いないが、分割睡眠のリサーチ数を増やせる強みには変わりないし、朝イチのげんきを100にすることができるなら、日中のげんきを高く保つことに貢献することも変わらないため、げんき回復ボーナスを編成し、7時間睡眠でげんき100まで回復できるようにして分割睡眠をするという選択肢はある。げんき回復ボーナスが分割睡眠と併用することでおてつだいボーナスと似たような効果を発揮する。

Goプラスプラス

Goプラスプラスは、睡眠計測中もアプリを開くことができる。アプリを開くとそこまでの睡眠中のげんきを消費してしまうので強い行動ではなかったが、このデメリットがなくなるため、睡眠継続中にアプリを開けるメリットを最大限に活かせる。
夜寝ている間に働くポケモンと、睡眠による経験値回復やげんきの回復の恩恵を受けるポケモンを帰ることができる。
ブラッキーを夜の間働かせて、朝起きて連携する前にブラッキーイーブイに変えて、それから連携することで、イーブイの睡眠時間を確保する、みたいなことがデメリットなしでできる。
また、睡眠中にこまめにアプリを開いてチェックすることで、スキルの発動回数を増やすことができる。

げんきチャージ、げんきエール

げんき回復全般の希少性が高まる。ヒールオールと比べると弱い相対的な立ち位置は変わらないため、げんきエールがげんきオールを押しのけて編成されることはないかもしれないが、逆に、げんきオールとげんきエールを同時編成するという選択肢が生まれてくるかもしれない。
ブラッキーはこのバグ修正でデメリットをほぼ受けないので、相対的に強くなるはず。

食材とくい、スキルとくい

睡眠中のおてつだい量が減少するということは、相対的に日中のおてつだいの重要度が増すという事で、睡眠時に所持上限などの都合で存分に能力を発揮できていなかった食材とくいとスキルとくいが相対的に少し強くなる。
特にスキルとくいは、所持上限でだけでなく、長時間アプリを開けないときに、2回以上重ねて発動できないことから、2重にデメリットを受けていたので、エナジーチャージ組や食材ゲット、おてつだいサポートなどで獲得できるエナジー量はこのバグ修正であまり影響を受けず据え置きとなるため、相対的に強くなった感じがするかもしれない。

料理

料理によりげんき回復するため、できるだけ早く料理した方が長い時間げんき回復の恩恵を受けられる。料理できるようになったらすぐ料理することが望ましい。
それだけでなく、食材から得るエナジーの割合が増すため、料理の重要度が高まる。
鍋拡張スキルもその意味では強化と言えるかもしれないが、単純な数ではなく成立させられるレシピが増えるかのほうが重要なので、図鑑目標と新レシピ追加による影響の方が大きく、まだなんとも言えないかも。新レシピが新食材ワカクサコーンを使うものばかりで、新食材を持ってくるのが新ポケモン3系列のみだった場合、新食材の入手難易度が高く、新レシピはどれも現実的に作れるものではない可能性がある。鍋容量が57まで上がり、それを超える食材数のレシピで作りやすいレシピが追加されない場合、鍋拡張スキルは大幅弱体化の可能性がある。

総評

きのみとくい一辺倒から、食材とくい、スキルとくい、ケッキング、ブラッキーシャワーズリーフィアなど、今まで活用が難しかったポケモンたちが相対的に評価されるようになりそうなのはバランスがよくなりそうだと思う。元々この想定でゲームバランスを作っていたんだなという納得感がある。きのみより料理の方が頭を使うため、複雑で考え甲斐のあるゲームバランスになって、嬉しい。 一部、ヒールオール組、ゲンガーなどは、元々強かったのに今後更に強くなる。きのみとくいはフィールド次第で編成されたりされなかったりするが、ヒールオール組とゲンガーはフィールド関係ないため、出ずっぱりになりそう。良個体のヒーラーに徹底してこだわり厳選し、メインスキルのタネを投入していくことが大事になりそう。
バグ修正の判断、説明の姿勢などは納得できる反面、最大の懸念は、全体的にゲームバランスが厳しくなる外で、リリースからの半年間が、ボーナスタイムだった結果となり、早くはじめボーナスタイムを思う存分堪能し手持ちを増やしたプレイヤーと、最近はじめた、これからはじめるプレイヤーの差が開いてしまうこと。
フレンドのアメがフレンドレベルで増える機能も、新規にとってはフレンドを作りづらい要素になってしまうため懸念していた。料理の重要度が増す複雑なゲーム性も新規にとってはハードルが高いものだと思う。ポケスリ運営は、新規参入しやすいゲームバランスにしようという意識が薄いのではないだろうか。世間は私が思うほどポケスリのゲームバランスや効率を気にしておらず、ポケモンスマイルやポケットピカチュウぐらいのノリでプレイしているため、そこには配慮しなくても関係ないということなのだろうか。
また、げんきボーナスやヒーラーを編成し、分割睡眠をして、Goプラスプラスで睡眠を測定し、睡眠中にこまめにアプリを開いておてつだいを回収するのがいちばんつよいげんき管理になりそうだが、運営的には睡眠中のアプリ使用が強い行動になるのはいいのだろうか。