【ポケスリ】Lv60食材とくいvsきのみとくい
参考:ポケスリ攻略
Lv60が開放され、Lv55からLv60までに必要な経験値やゆめのかけらの量が判明した。ばんのうアメもゆめのかけらも睡眠EXPも限られたリソースなので、Lv60を目指すポケモンには優先順位をつけなければならない。
今Lv30〜40の食材とくいの第3食材の解放を目指してLv60を目指すのか、今Lv50〜55のきのみとくいのLv60を目指すのか。どちらのほうがお得なのかを分析してみようと思う。
育成コストvs成長率
きのみSバクフーンのきのみで稼ぐエナジーのみを比較してみると、Lv55で18,441.18、Lv60で21,275.27。約15%増となる。必要なアメは508個。ゆめのかけらは250,992。
AAA食Mリザードンが持ってくるミートの数はLv60で75.72、Lv60で103.29。約36%増。必要なアメは1581個。ゆめのかけらの数は515,678。
基本的な性能上昇としては、きのみとくいのLv55からLv60と、食材とくいのLv30からLv60を比較すると、食材とくいの方が3倍のアメと倍のゆめのかけらを必要とし、2倍強の性能の上昇を得られることになる。
しかし、きのみとくいはまだしも、食材とくいで得られるエナジーというのは性能の上昇は比例しない。
食材とくいvsきのみとくい
まず、そもそもが食材とくいときのみとくいどちらが強いのかについて、今までの分析からの私のざっくりの印象を整理しておく。
- 持ってくる食材全てに高レベルのレシピレベルボーナスが乗った食材とくいと、好物きのみの高レベルのジョウト御三家の強さはほぼ同格。カイリュー、バンギラス、キテルグマなど、基礎性能の高い食材とくいだとジョウト御三家に勝さるし、ドクロッグなど基礎性能低めの食材とくいだと負ける。
- レシピレベルボーナスの乗った食材とくいは、非好物きのみのきのみとくいやエナジーチャージよりエナジー効率がいい
- レシピレベルボーナスの乗らない追加食材として食材を使ったときの食材とくいは、非好物きのみのきのみとくいより弱い
各フィールドの好物きのみのきのみとくいを複数育てるのは現実的でないため、現状のパーティのエナジー効率の最適解は、料理を優先してパーティを編成し、食材に余裕ができたらきのみとくいも入れる、というものだと思っている。
無課金だとぜったいねむりバターカレー、ワカクササラダ、おちゃかいコーンスコーンを作ることを最優先に編成。プレパス課金の場合はプレミアム交換所で手に入れたメインスキルの種で料理パワーアップSLv5を用意し、カレーなられんごくコーンキーマカレーを狙う。結果、料理だけで手一杯で、きのみとくいを編成する余地がなかったとしても、これが一番強いと思っている。
食材とくいの性能上昇によるエナジー恩恵
では、上記のリザードンのマメミートが76個から103個に増えた例で、エナジーがいくつ増えるのか計算してみよう。れんごくコーンキーマカレーのマメミートの必要数は24個で一日あたり72個集められれば3食作れるため、103個まで集められるマメミートの数が増えたとしても、その性能の上昇はリザードンの編成時間を減らすことになり、必ずしもれんごくコーンキーマカレーの回数を増やすことができるわけではない。基本的には、リザードンの編成時間が減った分だけきのみとくいなどを編成することになり、そのきのみとくいのエナジー量がリザードンの性能上昇によるパーティ全体でのカビゴンエナジーの増加になる。
編成時間が36%減少するということは、この例のリザードンのようにもともと1日中編成しないと間に合わないポケモンなら、編成時間を6、7時間節約できることになる。6,7時間あれば好物きのみの高レベルポケモンなら8000エナジー程度稼げると思うが、既にきのみとくいは一体編成していて追加できるのが好物きのみではないきのみとくいだという話になったりすると、増加量は4000エナジー程度に落ちる。
バクフーンの方は18,441.18から21,275.27に、3000エナジーほど増えている。好物きのみならこの倍になる。アメやゆめのかけらのリソースの多さのわりに、エナジーが割に合わないようにも見える。
しかも、今回のリザードンのマメミートの数はヒーラー無しで計算しているため、ヒーラーがある場合はLv30時点での編成時間の母数自体が短くなるのに伴って、Lv60に上げることでの編成時間の短縮の恩恵は更に小さくなってしまう。リザードンはマシな方で、ミルクカメックスとかだと、元々毎日3時間とかの編成なので、もうほとんどLv60まで上げても変わらない。
ABB食材とくいの場合
ABBだと、Lv60を解放することで増えるB食材の量が、60%〜70%にもなる。これにより、AAAの36%より、編成時間を短縮できる割合が高まるが、最終的な編成時間の減少でのエナジーへの換算方法は同じなので、もともとLv30の時点での編成時間が1日12時間なら、節約できる時間は5時間にとどまる。
料理を作れる回数が増える場合
ぜったいねむりバターカレー、れんごくコーンキーマカレー、ワカクササラダ、おちゃかいコーンスコーンを日頃狙っていて、食材の集まりが足りず狙った料理を作らないことがある場合、事情は大きく違ってくる。料理1食分のエナジーはレシピレベル60の解放もあり5万エナジーに上る。Lv60に上げることで、週に2回料理を作れる回数が増えるだけでも、好物きのみに左右されない毎日10000エナジー近くに上るエナジーの恩恵に繋がる可能性がある。
「ずっと編成しっぱなしでも足りない!」という食材がある場合は、その食材のポケモンをLv60にすることで、狙った料理を作れる回数を増やせる。また、ポケモンを入れ替えながら使っていて、全体として間に合わない、といった場合は、比較的編成時間の長い食材とくいがLv60になれば安定して作れるようになる。
安定して作れない料理を安定させることを目指した食材とくいのLv60までのレベル上げは、きのみとくいのLv60までのレベル上げより恩恵が大きくなる可能性がある。
ただ、ワカクササラダが安定しないからとAAAドクロッグをLv60まで上げるのは少しリスクがあるように思う。りんごを集められるラウドボーンが追加されたように、オイルを集められる厳選しやすい高性能のポケモンは遅かれ早かれいずれ追加される可能性が高い。他のポケモンにも上位互換が実装される可能性は常にあるが、ドクロッグはキャラパワーが弱いため、下手したら新ポケモンがLv30で既にLv60ドクロッグよりオイルを多く集めてくるなんて可能性もありえる。
狙えない料理が狙えるようになる場合
特にABBユキノオーとABBカメックスにおいて、この2体がLv60になることで、デザート週で作れる料理がおちゃかいコーンスコーンからフラワーギフトマカロンにグレードアップできる可能性がある。Lv60時点では毎食1万エナジーの差があるため、毎日3万エナジー変わってくる。デザート週のみでの恩恵とはいえ、今まで計算してきたエナジーの数値に比べると、これはかなり大きな恩恵になるように思える。
そもそもきのみとくいは編成できるのか?
れんごくコーンキーマカレーやワカクササラダなどは、わりと食材集めがかつかつになりやすく、手持ちのポケモンによっては、きのみとくいを編成する余地がもともとない可能性もある。その場合はいくらきのみとくいのステータスが上がったところでメリットを得られない。
まとめ
現環境では、きのみより料理のほうが強い。高難易度料理で作れないもの、安定して作れないものがあれば、それを安定して作れるようにするために食材とくいのレベルを60まで上げることは、育成リソースの強い使い方になりそう。
一方、既に安定している料理をより短時間で作れるようにするための食材とくいの第3食材解放は効率が悪め。その場合は、きのみとくいを日頃編成する余裕があるなら、きのみとくいのレベルを上げることにリソースを使ったほうがエナジー効率がいいかもしれない。
Lv60をオススメできる食材とくい
れんごくコーンキーマカレーが安定しない場合は、AAAカイリュー・リザードン
ワカクササラダが安定しないしない場合はウツボット、AAAキテルグマ、ABBカイリュー、AAAドクロッグ(リスキー)
おちゃかいコーンスコーンが安定しない場合はAAAラウドボーン、AAAバンギラス