情報科学若手の会はどこまで初学者へのハードルを下げられるのか
この三連休、情報科学若手の会にはじめて参加してきました。
帰ってブログを書くまでが若手の会ですと言われてしまったので、捻り出します。
多分主催側は自分がいかに若手の会でよいものを得たのかを書いて新規参入を増やしてほしいのだと思いますが、私はそんな宣伝を頼まれたものを素直に宣伝して自分のブログの信頼性を落としたくないので、そんなことはしません。
まず若手の会とはなんぞや、ですが、情報科学に限らず、各学問分野に存在している、勉強会を指すようです。
他の若手の会はよく知らないけど、少なくとも情報科学若手の会に関しては、せいぜい30代前半までのコンピューターサイエンスを学ぶ意欲のある人たちが集まって、いろんな参加者のプレゼンを聞く会のようです。
「社会人にとってはアカデミアの空気を思い出す場所」と言ってた人もいましたし、スポンサー企業にとっては学生を自社のインターンに勧誘する場でもあり、学生や初学者にとっては人脈作りの場でもあります。
情報処理学会の企画の一環のようですが、幹事がほぼボランティアのようで、母団体が強く影響力を持っているというより、幹事の権限が大きいように見えました。
私は名前を聞いたとき若くして業績を上げた人たちがお互いに人脈を作る場なのかと思ったのですが、そうでもないようで、参加費さえ払えば誰でも参加できます。
あからさまに「初学者がなんでここにいんの?」みたいな空気を出してくることもありません。
ただ、どうしてもエンジニアの性か、専門用語がわからなくても聞ける空気ではなく、わからない人は蚊帳の外でただ聞き手になるところはあった気がします。
質問しやすい空気作りというのは難しいものですが、初学者も恥じることなく仲間の一員として対等に受け入れているのだと、質問する資格、LTする資格なんて概念はなく、誰でも質問してLTをしていいのだと伝えられたら初学者も萎縮させずに全体にとって実りある会にできるのではないかと思ったりしました。
多分初学者でなくとも分野が違ったら素人みたいなものだから、バックグラウンド問わず、誰でも質問できた方が、誰にとってもいい会になるだろうと思います。
インクルーシブであるかはさておき、情報科学界隈の人脈を作るにはオススメできます。 驚くべきことに、お酒NGの名札が用意されていて、お酒を断っても嫌な顔をされないどころか、最初からそもそもお酒を勧められずに断らずに済む仕組みがありました。
なんて配慮のある世界だ。
がっでむ。
セクハラ等の不愉快なこともなかったし、女性であることに言及されることもありませんでした。
よき。いいぞ。
ただ、チームビルディングトレーニング的なノリで、チーム戦のクイズが強制参加でした。
なんてことだ。
コミュ障に優しくない。
塩をかけられたナメクジがごとく死んでしまう。
なにをそんなに大袈裟な、社会人になったら必要なんだから、いい練習になると思うよ、と思った読者の方々はきっと若手の会に行ってもストレスなく強く生きられると思います。
そのまま強く生きてください。
あ、それ、私も死ぬ、と思った人は一緒に頑張って生きていきましょう。
一応最後のアンケートに見学アリにしてくださいと要望を書いておきました。
採用されることを祈ります。
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