コンパクトでない空間

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「^^」おじさんども、心して聞きなさい。これがJDの本音だ

今回は終始ただの愚痴なんだけども。
こういうことを言ってくるおじさんが結構いる。

^^おじさん「ななちゃん、久しぶり。元気?^^」
私「おかげさまで」
おじさん「最近どう?春休みはどこかいくの?」
私「いつも通りです。今度はシンガポールに留学に行きますよ」
おじさん「どのぐらいいくの?」
私「1月から3月の3か月です」
おじさん「へえ、長いね!彼氏寂しがるんじゃない?」
私「寂しがってますね」
おじさん「いい彼氏だね。大切にしなよ^^」
私「そうします」
おじさん「話してくれてありがとう、じゃあ気をつけて行ってきてね^^」
私「ありがとうございます」

この手の会話、もう何回したかわからない。
正直同じ会話を二回させられるだけでこっちとしてはうんざりだ。
「ありがとう」と言われたから好感触、とか思われていそうな気がする。
こちらとしては、「言われた」ではなく「言わせた」だろうが、という印象なんだけど。

こういうおじさんたちは、大抵、一年に1~3回ぐらいの頻度で連絡を入れてきて、彼氏がいることを確認するとスッと話題を切る。
身に覚えのある人もいるんじゃなかろうか。
これで、付き合えると本気で思っているのか、私ははなはだ疑問である。
身に覚えのある方々、心して聞いてほしい。

本人はうまく隠しているつもりなのかもしれないが、「彼氏がいるなら用はないや。別れたらアタックしよう」という魂胆はバレバレである。
まっとうなら、彼氏というプライバシーにこっちから話題も出してないのに軽率に踏み込んできたりなどしない。
それをわざわざデリカシーもなくずけずけと踏み込んできた上、彼氏と円満とわかるとすぐに会話を切る。
こんな会話は「お前など、付き合えるという報酬がないならわざわざ時間を割くような価値がないも同然だ」と言われているに等しい。
そんな態度が見え透いている人と、たとえ彼氏と別れたとして、付き合いたいと思うと思っているのか。
別に、「^^」おじさんたちと連絡を取らずとも、私の身の回りには彼氏以外にもたくさん友達がいる。
彼らは日々、私に新しい世界を見せてくれるし、思考が行き詰ったときに打開のきっかけを与えてくれるし、不安になったとき大丈夫だと言い聞かせて支えてくれる。
私も彼らが困っていれば一緒にどう打開するか考える。
そうやって、お互いに少しずつ信頼を積み重ねた友達がいるのだ。
たとえ彼氏と別れたとして、どうしてわざわざ彼氏のいる私のことを価値がないと断じて捨てた「^^」おじさんを選ぶことがあろうか。

ステータスが目当てで相手が信頼できるかは問わないという人同士ならそれでうまくいくのだろう。
社会制度の恩恵を受けるための、恋愛を伴わない形式的な結婚も私は否定しない。
ただ、そうであればそうだと最初から相手に開示しておくのが誠実ではないだろうか。
口先では恋愛の形を取りながら、相手への敬意を伴わずに利用しようとするのは、誠実さに欠ける。
そんなんなら、「婚活してるんだ。だから、別れたらアプローチするから教えて」と言われた方が「私は婚活してないから」「私も婚活はじめたらね」と断れるだけまだマシだ、という話だ。
その方がおじさん側も脈なしの相手に無駄に時間を使わなくてすむし、合理的じゃないか。

女は犬猫とちがって、同じ人間だし、同じ人間なりの意思と知性があり、言語を話す。
特別男と比べて知性が劣るわけではなく、男と同じぐらい馬鹿で、男と同じぐらい賢い。
立場を利用せず、相手の意思を尊重しようという姿勢をもって誠実に誘えば、yesであれnoであれ誠実な答えが返ってくる。
たとえその答えがnoだったとしても、そのnoに誠実に答えることが、信頼を一歩深めることに繋がるはずだ。

恋愛をよく狩りにたとえることがあるけど、私はあれに賛同できない。
「お持ち帰り」にしろ「落とす」にしろ、相手の意思を自分の思い通りに操作できるなんて思い上がりも甚だしい。
騙して得た契約はいつか破綻する。
「セックスしませんか」「付き合いませんか」「結婚しませんか」と、最初から懇切丁寧に条件を開示して、合意の上で契約するべきだ。
きっとその方がお互い幸せな関係になるだろう。